はじめに
「赤ちゃんを飛行機に乗せても大丈夫?」「いつからOKなの?」そんな不安を感じるパパママは多いですよね。
赤ちゃん連れの飛行機は、体調や荷物、周囲への配慮など気をつけることがたくさん。でも、きちんと準備すれば安心して快適に過ごせます。
この記事では、「赤ちゃんは飛行機にいつから乗れるのか」という疑問を中心に、航空会社の基準、当日の流れ、持ち物、耳抜き対策などをわかりやすく解説します。
赤ちゃんは飛行機にいつから乗れるの?
結論から言うと、生後8日以降であれば、赤ちゃんは飛行機に乗ることができます。これは多くの航空会社で共通の基準です。
ただし、新生児期(生後1か月未満)は免疫がまだ弱く、環境変化の影響を受けやすいので、医師に相談のうえで判断するのが安心です。
航空会社ごとの基準
- JAL・ANA:生後8日以降で搭乗可能。
- ピーチ・ジェットスター(LCC):生後8日〜14日以降など、会社により異なる。
特に早産児や低体重児は、医師の診断書を求められる場合もあります。長距離フライトでは体の負担も大きくなるため、生後3〜6か月以降の搭乗が安心です。
飛行機に乗せる前に確認しておきたいこと
赤ちゃんの体調チェック
搭乗前は、赤ちゃんの体調をしっかり確認しましょう。鼻づまりや中耳炎があると、気圧の変化で耳が痛くなることがあります。発熱や咳がある場合も、無理せず延期を。
また、予防接種直後のフライトも避け、1〜2日様子を見てからにしましょう。
目的地の環境や気候も確認
目的地の気候や湿度も、赤ちゃんの体調に影響します。寒暖差が大きい地域や、標高の高い場所は注意が必要です。
国内線で短時間の移動から慣らし、徐々に距離を伸ばしていくのがおすすめです。
赤ちゃん連れ飛行機の持ち物リスト
機内で使う必需品
- ミルク(粉・液体・哺乳瓶)
- おむつ・おしりふき・ビニール袋
- 着替え(上下1セット)
- タオル・ブランケット
- おしゃぶり・お気に入りのおもちゃ
ぐずった時にすぐ取り出せるよう、機内持ち込み用バッグにまとめておくのがポイントです。
あると便利なグッズ
- 抱っこひも(寝かしつけや移動に便利)
- 授乳ケープ(授乳時の目隠しに)
- 耳抜き用のおしゃぶりやストローマグ
手荷物に入れておくコツ
必要な物は座席の足元に置ける小さめバッグに。上の棚に入れると、タイミングよく取り出せないことがあります。
搭乗当日の流れとポイント
チェックインから搭乗まで
空港では、ベビーカーを預けるか搭乗口まで利用するかを選べます。ANA・JALでは優先チェックインカウンターやベビーカー貸出もあり。
優先搭乗サービスを活用すれば、混雑を避けてゆっくり座席に着けます。
離陸・着陸時の耳抜き対策
飛行機での耳の痛みを防ぐには、離陸・着陸時に授乳やミルク、白湯を飲ませるのが効果的です。おしゃぶりを使うのもOK。耳抜きがうまくできれば、ぐずりを減らせます。
機内での過ごし方
赤ちゃんが泣いてしまっても焦らないことが大切です。抱っこして通路を歩いたり、優しく声をかけたりしてあげましょう。
多くの乗客やCAさんが理解してくれます。ママパパがリラックスしていれば、赤ちゃんも安心します。
航空会社ごとのサポート比較
ANA・JALのサポート
- 優先搭乗
- ベビーバシネット(赤ちゃん用ベッド)利用可
- おむつ交換台付きトイレ
- ミルク用のお湯の提供
LCC(ピーチ・ジェットスターなど)の場合
LCCはサービスが簡素な分、事前確認が大切。お湯の提供がなかったり、座席指定が有料だったりします。
通路側席を選ぶと動きやすく、授乳やおむつ替えにも便利です。
赤ちゃんとの飛行機移動を快適にするコツ
- 昼寝タイムの便を選ぶ:寝てくれる時間帯だとスムーズ
- 座席は通路側を確保:移動しやすく安心
- 重ね着で温度調整:機内は冷えることも多い
そして一番大切なのは、ママ・パパが「完璧を目指さない」こと。赤ちゃんは泣くのが仕事。周囲の目を気にしすぎず、家族で楽しい空の時間を過ごしましょう。
まとめ
赤ちゃんは生後8日以降であれば飛行機に乗れます。ただし、体調や発達に個人差があるため、無理のない時期を選び、医師に相談するのが安心です。
しっかり準備を整えれば、飛行機デビューはきっと素敵な思い出になります。泣いても、ぐずっても大丈夫。パパママが笑顔でいれば、赤ちゃんもリラックスできます。
安心と余裕をもって、赤ちゃんとの初めての空の旅を楽しんでください✈️

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